TAP PROJECTでは、8月1日(木)から8月31日(土)の1カ月間、全国の飲食店・カフェとの協働により、「 TAP PROJECT 2013~きれいな水を、世界の子どもに」を実施いたしました。
初日は、水問題への意識が高まる日本の『水の日』。1カ月間で420店以上もの飲食店にご参加いただきました。こうした飲食店での募金活動に加え、8月1日(木)から8月7日(水)までの1週間、TAP PROJECTのシンボルイベントとして、東京・代官山に期間限定の「TAP WATER BAR(水道・水源水専門のバー)」をオープンいたしました。訪れた方に、全国27都道府県の水道事業体からご寄贈いただいた水道水・水源水のボトルドウォーターを提供、代金をいただく代わりに募金のご協力をお願いしました。
©日本 ユニセフ協会/2013/satomi matsui
この特設空間には、1週間で約3500人の方々が来場、パティシエの鎧塚俊彦氏がTAP WATER BARのために特別に協力してくださった「水のデザート」も毎日個数限定で提供され、40万円近い募金が集まるなど、大変な好評を博しました。また、TAP PROJECTのFacebookを通じて、「TAP PROJECT キャッチコピー」を募集しました。作品の応募1件あたり100円、「いいね!」1件あたり10円が寄付になるこの企画には、1,400作品を超える応募がありました。
©日本 ユニセフ協会/2013/satomi matsui
これらの活動を通じ2013年12月現在、TAP PROJECT JAPAN 2013を通じて合計4,427,404円の募金が寄せられています。 TAP PROJECT JAPAN 2013を通じて寄せられた募金は、アフリカ南東部の島国、マダガスカル共和国でユニセフが行う水と衛生事業の支援プロジェクトに役立てられ、子どもたちとその周辺の地域住民に、清潔で安全な水を届けます。プロジェクトの進捗状況については、ウェブサイト上で随時、ご報告いたします。 TAP PROJECT JAPAN 2013に協力いただいた全てのみなさまに、心よりお礼申し上げます。
「TAP PROJECT JAPAN 2013の開催期間は終了いたしました。
ご協力いただいたみなさまに、心よりお礼申し上げます。」
私たちにとって「水」はごく当たり前に手に入り、水道水を飲んでも、それが原因で下痢や感染症になったり、命の危険にさらされたりすることはありません。しかし、世界ではいまだ7億6,800万人の人々が清潔で安全な水を使うことができず、汚れた水と不衛生な環境が原因で、毎日1,600人以上の子どもが下痢性疾患などの深刻な脱水症状に陥り、命を落としています。 そうした世界の子どもたちに安全な水を届けることを目的に、全国420以上の飲食店やカフェの協力のもと、2013年8月1日(木)~8月31日(土)の1ヶ月間、「TAP PROJECT JAPAN ~きれいな水を、世界の子どもに ~」を実施しています。
TAP PROJECTは、飲食店・カフェで提供されるお水やお茶に対して任意で100円もしくはそれ以上の募金をしていただくという活動です。 具体的には、飲食店内のテーブルに用意されたカードでお客様にお水やお茶をお出しする際に、プロジェクトのご紹介やご協力のお声がけをしていただき、チップの感覚で任意の金額を置いていただきます。また、一部店舗ではカウンターなどに設置された募金箱による募金も実施致します。参加飲食店は、こちらをご覧ください。プロジェクトを通じて寄せられる募金は、アフリカ・マダガスカル共和国に送られ、農村部の小学校の給水設備やトイレの設置に大切に活用されています。
飲食店としての参加をご希望の場合はこちら
実施期間は飲食店によって異なります。
(c)日本ユニセフ協会/2009/satomi matsui
8月31日(土)まで、TAP PROJECT JAPANのFacebookページにてキャッチコピーを募集しています。応募いただいたコピーで1作品当たり100円が、ユニセフのマダガスカルでの水と衛生の支援活動のために活用されます。審査員には永井一史氏(HAKUHODO DESIGN)、谷山雅計氏(谷山広告 コピーライター/アートディレクター)、下東史明氏(博報堂コピーライター)といった著名なクリエイターを迎え、グランプリ受賞者の作品は今年のTAP PROJECT JAPANのWEBサイトにて公式コピーとして採用いたします。
応募は終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
お寄せいただいた募金は、アフリカ南東部の島国マダガスカル共和国でユニセフが行う水と衛生事業の支援プロジェクトに役立てられます。これまでに、37の小学校に、35ヶ所の井戸や給水施設および122基のトイレの設置が実現し、子どもたちとその周辺の地域住民が、清潔で安全な水を飲むことができるようになりました。また、衛生習慣の普及活動も行われています。今年の活動でお寄せいただく募金も、引き続きマダガスカルの水と衛生事業の支援プロジェクトに活用されます。
TAP PROJECT 2013は、本プロジェクトの趣旨にご賛同いただいた企業のご協力によって運営されています。
©日本ユニセフ協会/2009/satomi matsui
公益財団法人 日本ユニセフ協会
個人・企業事業部 TAP PROJECT担当宛
TEL: 03-5789-2013
FAX: 03-5789-2033
E-mail:tap@unicef.or.jp
TTAP PROJECT JAPANの活動を多くの人に知ってもらうため、
Facebook上でTAP PROJECTのキャッチコピーを募集し、
期間中に計1,742作品のご応募がありました。
応募1作品あたり100円が,1いいねあたり10円が、
ユニセフのマダガスカルでの水と衛生の支援活動のために活用されます。
皆さま、たくさんのご応募誠にありがとうございました。
多くの応募作品の中から選ばれた、栄えある受賞作品を発表いたします。
グランプリ受賞者の作品は今年のTAP PROJECT JAPANのWEBサイトにて
公式コピーとして採用させていただきました。
受賞されたみなさま、おめでとうございます。
違う国の出来事と思うか。
同じ星の出来事と思うか。
地球は、水の惑星ではない。
衛生面で言えば。
お客様は、
(マダガスカルの)
神様です。
その国で、
水色は、
茶色です。
ウェイターはいつもより長く、
頭を下げていた。
ひどい水不足。
外国のことだと、
ニュースにもならない。
行かなくたって、ボランティア。
「誰かが寄付すればいい」の
誰かは、あなたです。
努力で乾きは止まらない。
賽銭箱に投げ入れて神様に祈るより、
もっと確実に想いは届く。
わたしたちは泥水と言う。
あの子たちは水と言う。
HAKUHODO DESIGN
代表取締役社長/アートディレクター
1961年生まれ。1985年多摩美術大学卒業後、㈱博報堂入社。2003年、㈱ HAKUHODO DESIGNを設立。2007年、デザインを通じてソーシャルイシューの解決支援に取り組む活動を手がける、Hakuhodo+designプロジェクトを主宰。主な仕事に、サントリー「伊右衛門」、資生堂「企業広告」、日本郵政「民営化キャンペーン」など。毎日デザイン賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリなど受賞多数。
コピーライター/
クリエイティブディレクター
1961年大阪生まれ。1984年東京大学教養学部卒業。博報堂を経て1997年に谷山広告を設立。主な仕事に東洋水産「マルちゃん正麺」、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、資生堂「TSUBAKI」「UNO FOGBAR」、新潮文庫「Yonda?」、日産自動車「セレナ」など。著作に「広告コピーってこう書くんだ!」読本(宣伝会議刊)。TCC賞、朝日広告賞、毎日広告賞他受賞多数。
博報堂 コピーライター
1981年生まれ。主な仕事にアサヒMINTIA「俺は持ってる」、一本満足バー、英会話Gaba、サントリー胡麻麦茶、DeNA三国志バトル、イエローハット、進研ゼミ小学講座など。著書に「あたまの地図帳」。TCC審査委員長賞、新人賞、ファイナリスト、ヤングカンヌ日本代表など。
Tap Water Barでは、訪れる方に日本全国から集めたきれいでおいしい水道水を無料でご提供します。
その水を飲みながらアフリカ・マダガスカルの子どもたちの現状をご理解いただき、代金をいただく代わりに募金をお願いします。
いただいた募金はすべてTAP PROJECT JAPANへの募金とし、ユニセフが行う現地での支援活動に活用されます。
代官山T-SITE GARDEN GALLERY
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15